こんにちは。
突然ですが、LinkedIn(リンクトイン)というSNSを知っていますか?
2003年5月にサービスを開始した、アメリカ発の『世界最大ビジネス専用SNS』です。
最近、やっと日本でも利用者が増え、今後一気に広がっていくと見込まれています。
今回は、「LinkedIn(リンクトイン)をはじめて聞く」という人事担当者へ向けて、『SNS採用』の視点から超簡単に内容を説明していきます。
LinkedInとは
- 日本国内で300万人の登録があり今後一気に広がりそうなSNS
- ビジネスに特化している(顔出し・本名)
- 海外:名刺代わりや職務経歴書代わりに利用している
- 海外:電話営業はオワコンでLinkedInのDMで営業活動するのが主流
>国内ユーザー利用用途
- 転職希望者:20%
- その他の用途:80%
他のSNSとの違い
Facebook:
- プライベート用で作成されている
- 知らない人からの承認はあまりやらず、新しい出会いが広がらない
- 本名・顔出しで登録
➡プライベー色が強くビジネス利用が少ない
Twitter:
- 人脈や新しい繋がりを広げるツールとしてはGood
- 匿名の為、投稿内容と本人の人物像が乖離している可能性あり
➡匿名なので人物像が分からずちょっと怖い
LinkedInのメリット
- 求人掲載可能(DMでヘッドハンティング・直接応募ができる)
- 外資企業/上場会社/ベンチャーの役員や人事の登録が多い
- 足跡機能があり、誰が自分のページを見たか分かる
- 採用コストが大幅削減できる(無料)
LinkedInのデメリット
- 9割は投稿せず、見る専門ユーザー
- 転職希望の利用は20%とそこまで多くない
- 採用サイトではないので会社名で検索する人は少ない
採用におけるLinkedInのポイント
- 今すぐ転職希ではない人も多いので中途採用には長期的な関係性作りも必要
- 採用をスムーズに進めるには、人事個人アカウントのブランディングが大切
➡会社ページは、個人アカウントに紐づいてつくられる
➡固い会社PR文章は×
➡あくまで個人としての「気づき」や「会社でのエピソード」などカジュアルな内容をたくさん発信してファンを増やす
アイコンの見方
- アイコンに「OpenWork」が付いている人:職探し中
- アイコンに「Hiring」が付いている企業:人材募集中
➡企業は「OpenWork」の人材につながり申請をしてDMでヘッドハンティングが可能
➡個人は「OpenWork」の企業に直接応募できる
有料版の機能
- InMail:承認されていない人にDMが送れる機能が使える
- 会社ページの機能を充実させることが可能(イベント告知などができる)
- 料金:月29.9ドル~月119.95ドル(プランにより変動)
用語解説
- つながり申請: 相手が承認すればお互いにDMのやり取りができるようになる
- フォロー: 申請や承認は必要なし・フォローした相手の投稿がフィードに流れてくる
- DM: 直接メッセージをやり取りすること・写真/PDF書類の送付やビデオ会議も可能
- グループDM: グループLINEのように仲間だけでクローズドなメッセージのやり取りができる
今回はLinkedInについて「SNS採用」をする企業側の視点でお話させていただきました。
採用や転職にとどまらす、スキルアップや営業活動に使う方も多いです。
もっと知りたい方は是非調べてみてくださいね。